洗面所のリフォームで、家族みんなで気持ちよく使える快適空間へ!~汚れやすく傷みやすい洗面台を直したい~

洗面所のリフォームで、家族みんなで気持ちよく使える快適空間へ!~汚れやすく傷みやすい洗面台を直したい~

築年数が経っていても大きな不具合が出ることが少ない洗面所は、改築やリフォームを考える際に後回しになることが多い場所です。しかし毎日家族が使う場所ですから、リフォームによって使い勝手がよくなったり雰囲気が明るくなったりすると一気に快適な空間へと変わり満足度の高いリフォームとなります。

汚れや傷みが目立つようになったら、洗面化粧台の交換を含め洗面所全体のリフォームを考えるいいタイミング。スムーズに洗面所のリフォームを進める方法をご紹介します。

洗面所をリフォームするとどんなメリットがあるの?

洗面所は来客が時々使用することがあるものの基本的には家族だけが使うことがほとんどと言っていい空間です。ということは、家族が本当に使いやすい洗面所かどうかを考えてリフォームする必要があります。

新築時には小学生だった子どもたちが現在はみんな独り立ちして夫婦だけとなり、洗面化粧台が大きすぎて掃除が大変になっていないでしょうか。
新築時には夫婦だけだったけれど、現在は中学生や高校生の子どもがいて毎朝洗面所で使用時間がバッティングしているということはありませんか?

時間が経てば家族構成もライフスタイルも変化していきます。それにともなって使い方も変化していくのはごく自然なこと。「まだ使えるから」と使い勝手がよくないのを我慢してとりあえず修理して使い続けるよりは、今の状況に合わせた洗面所にリフォームすることで、ストレスなく使うことができますよね。

とにかく家事を効率的に進めたいから洗濯や掃除がスムーズにできるレイアウトにしたり、タオルやパジャマも収納できるようなスペースを広くとったり、現在のライフスタイルに合わせてプランしていくのがおすすめです。

洗面所もお手入れのしやすさを重視しよう

キッチンや浴室と同様に、実は洗面化粧台も水を使う作業が多い場所です。また歯磨き粉や整髪料、メイク道具などを使うことで気づかないうちにいろんな汚れがつきやすいです。こうした汚れが毎日蓄積していくと取れにくくなりますから、内装材は汚れがつきにくい・ついてもとれやすい素材を選ぶのがおすすめです。

洗面化粧台のボウル部分に汚れの付きにくい素材を使っている商品は増えてきました。デザインの好みにもよりますが、カウンター部分とボウル部分が一体成型で仕上げられているタイプだと継ぎ目がなく、さっと掃除がしやすいです。

周辺に使う内装材もお手入れのしやすいタイプを選びましょう。洗面化粧台の片方もしくは両方に壁があると思いますが、水に強いタイプのクロスを張ると湿気によるカビの発生を抑えやすくなります。

最近はクロスではなく化粧パネルで仕上げるパターンも人気です。表面がつるつるした素材なので飛び散った水滴はタオルでさっと拭けますし、カビが生えないためクロスのように劣化が目立つこともありません。
見た目はやや味気なさを感じるかもしれませんが、色や柄の種類は増えてきていますから好みに合わせて選ぶことができます。毎日使う場所としてお手入れのしやすさを優先するなら、化粧パネルを張れば快適な状態で長く使うことができるでしょう。

また小さい子どもがいると洗面化粧台の前の床を水びたしにしてしまうことがよくあります。耐水性が高いクッションフロアやフローリング材にしておくと、さっと拭けてストレスがたまりません。メンテナンス性のよい商品を選ぶというのはとても重要です。

洗面所もお手入れのしやすさを重視しよう

たいていの住宅の洗面室は浴室に隣接していますね。洗面化粧台と洗濯機を置けばほぼいっぱいになる間取りだとすると、収納スペースは洗面化粧台にセットされている三面鏡裏のキャビネットと洗面化粧台の下キャビネット、造りつけの物入れといった感じではないでしょうか。

洗面室は手洗いや洗顔、歯磨き、ヘアセットやメイクなど身だしなみを整える空間であると同時に、入浴前後に服を脱いだり濡れた体を拭いてパジャマを着る空間でもあります。となると、この時に使うパジャマやタオルも洗面室内に収納した方が使い勝手はよくなります。

洗面化粧台を交換する際にタイプを選びますが、あわせて収納キャビネットを組み合わせられないかを検討しましょう。トールタイプのキャビネットだと幅が狭くても高さがありますから、4~5人分のパジャマやタオルは十分収納できます。

「せっかくリフォームをするならおしゃれな雰囲気にしたい」と、カウンターにボウルを落とし込んだオープンタイプの洗面カウンターにしてもいいですね。カウンターの下部がオープンになるので好きなデザインのかごやワゴンをセッティングできます。
取り出しがしやすいですし、オープンスペースですから湿気がたまりにくく掃除しやすくなります。

ただし扉がついていないので何を置いているかは丸見えです。来客が多いご家庭だと置く物が限られるというデメリットがありますので、自分のライフスタイルに合っているかどうかをよく考えて選びましょう。

洗面所のリフォームは、隣接する浴室などと同時に間取りを大きく変えるようなリフォームをしない限り、既存の空間の中でレイアウトを考えることになります。洗面化粧台のバリエーションは豊富になってきて、理想に近いプランを作り上げることも可能です。
リフォームは家族みんなが快適に使えるレイアウトを考えるとてもいい機会。ぜひじっくり検討してみてくださいね。

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