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![強い日差しをカット!サンシェードの取り付け方](data:image/gif;base64,R0lGODlhAQABAIAAAAAAAP///yH5BAEAAAAALAAAAAABAAEAAAIBRAA7)
窓から差し込む夏の強い日差しは、室内温度を上昇させるだけでなく、インテリアの退色や劣化を招く原因にもなっている。猛暑の夏を迎える前に、日差し対策として導入したいアイテムのひとつが、遮光と紫外線カットに効果的なサンシェードだ。この記事ではサンシェードを設置するにあたって知っておきたい本体の種類、取り付け場所に適合した取り付けフックの選び方、サンシェードの基本的な取り付け方を解説する。エコで快適な夏の環境づくりに役立ててほしい。
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[主なサンシェードの種類]
<通常タイプ>
シェードの生地が高い密度で編まれていて、日差しと紫外線をカットできるものが一般的。強い日差しが差し込む窓辺に日陰を生み出し、室内床面温度の上昇を抑える。
<通風タイプ>
適度に間隔をあけた編み方を採用することで、通常タイプに比べて風通しをよくしたタイプ。日差しを遮りたいが、窓を開けて風を取り込みたいというニーズにピッタリのサンシェードといえる。
<雨よけタイプ>
シェード生地の上に水をはじきやすいシートを縫い合わせるなどして、雨よけ機能を備えたタイプ。完全防水ではないものの雨の透過を大幅に減らせるので、突然の雨で洗濯物がびしょ濡れになるのを防いだり、軒下やベランダへの雨の吹き込みを防いでくれる。
<ベランダタイプ>
ベランダの手すりやフェンスに取り付けできる横長のタイプで、おもに目隠しとして使用できる。ベランダで育てている植物を強い日差しから守ることも可能だ。
[取り付け場所に対応するフックの種類]
サンシェードの取り付け場所によって、使用できるフックの種類は異なる。取り付け場所を決めてから、適合するフックを用意しよう。
<サッシ枠へ取り付ける>
窓や雨戸のアルミ製サッシ枠への取り付けには、ネジを締め付けて枠をはさむタイプを使用する。枠の形状や厚みによっては取り付けできない場合があるので、取り付けるサッシに適合することを購入前に確認しておきたい。
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<シャッターボックスへ取り付ける>
スチール製シャッターボックスへの取り付けで扱いやすいのはマグネットタイプの取り付けフック。シーズンオフにはサンシェードとともに取り外しておくことができ、跡が残らないので賃貸でも安心して使える。
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<家の外壁(コンクリート、ブロック、レンガ)へ取り付ける>
凹凸のないコンクリート壁などへ強力に固定できるのは、特殊接着ジェルとピンを併用するタイプのフック。フック取り付け面のジェルをライターなどであぶって温めてから粘着し、さらに中心にピンを打って固定する。
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<アルミ素材などへ取り付ける>
アルミ素材を採用したパーゴラやカーポートへの取り付けには、両面テープの接着フックが対応する。取り付けは裏面の剥離紙をはがして押し付けるだけと簡単。アルミ材以外にも、ガラス、タイル、プラスチック、その他の金属などの平滑面に使用可能だ。
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<手すり、物干し竿へ取り付ける>
手すりや物干し竿などパイプ状のものへの取り付けに適しているのがバンドタイプのフック。バンドを巻ける太さのものであれば、長さを調整してしっかりフィットさせることができる。
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[サンシェードの取り付け方]
サンシェードの取り付け手順を、ウッドデッキに面した掃き出し窓への設置を例に紹介する。
【用意するもの】
・サンシェード(取り付けヒモ)
・取り付けフック
※今回はシャッターボックスへの取り付けのため、マグネットタイプを使用。
・ウエイト
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【斜めに張る場合】
ウッドデッキやテラス、ベランダなどに面していて、人の出入りのある掃き出し窓にシェードを設置する。
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1.フックを取り付ける
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ウエスなどを使って、シャッターボックスの表面に付着した汚れや水分をよく拭き取る。
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フック取り付け面の剥離シートをはがす。このとき剥離シートの下についている滑り止めシートを、一緒にはがさないように注意すること。
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ひとつめのフックをシャッターボックスへ取り付け。強力なマグネットを使用しているので、指をはさまないように注意する。
2.シェードを取り付ける
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シェードの端のハトメをフックに掛ける。
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2つ目以降のフックは、先にシェードのハトメに掛けておいてから、位置を合わせてシャッターボックスへ取り付ける。
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シェード上部のハトメをすべてフックに掛け終えた。
3.シェードの下部をウエイトに固定する
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取り付けヒモの一端をシェード下部のハトメに結ぶ。
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取り付けヒモの長さを調整して、反対側の端をウエイトのフックに結びつける。
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シェードの張り具合を見ながらウエイトの位置を調整して、取り付け完了。
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【取り付け方のバリエーション】
<まっすぐ垂らす場合>
普段はほとんど人が出入りしない窓で、外光をできるだけカットしたい場合には、屋外ブラインドとして窓の外側にまっすぐ垂らす取り付け方がおすすめ。このスタイルであればサッシとのすき間ができず、光線漏れはほとんど起こらない。
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<手すりなどに張る場合>
シェードの下部を固定する取り付けヒモを高い位置にある手すりなどに結びつけると、大きい庇のように張ることができる。日差しを遮りながら風を取り込めるため、できるだけ窓を開けて過ごしたい場合に向いている。人の出入りもしやすい。
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【便利な伸縮バンドの使い方】
伸縮性のあるシェード固定用バンドは、端部にフックやボール状の留め具がついていて、付け外しが簡単だ。バンドに伸縮性があるため、シェードが風にあおられたときなどに風の力を吸収し、生地への負担を抑える効果もある。
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<ウエイトに固定する>
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輪になったバンドの端をシェードのハトメに差し込み、ボール状のストッパーが止まるところまで通す。
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バンドをウエイトのフックに引っ掛ける。
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折り返したバンドの輪をストッパーに引っ掛けて取り付けは完了。
<シェードを巻き上げる>
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シェード下部のハトメを取り付けフックにかけて半分に折り返す。
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半分に折ったシェードを上まで巻き上げる。
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固定用バンドやヒモで結束して、シェードが降りないように固定する。
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シェードを取り外さずに一時的に収納しておけるので、雨や曇りで室内を明るくしたいとき、風が強いときなどに、簡単に対応する方法として覚えておきたい。
※台風が接近するなど強風が予想される場合は、安全のためシェードを取り外すこと。