自宅の収納スペースを確保!「物置」設置のメリット

自宅の収納スペースを確保!「物置」設置のメリット

住まいに関する悩みで常に上位に挙がるのが収納の悩み。新築で入居した時は余裕だったはずの収納スペースが、日常生活を送る中で物が増えてきていつの間にかいっぱいに…ということはよくありますね。

とはいえ、間取りを大きく変えて収納スペースをつくるリフォームをするには資金や時間がないという方も多いのではないでしょうか。そのような場合に検討していただきたいのが物置の設置という方法です。

今回は、収納スペース不足をカバーするために物置を設置するメリットについてお伝えします。

収納についてどんなことを悩んでるの?

なるべくすっきりと、そして効率よく物を収納したいというのは日々の生活の中でも切実な悩みです。実際に収納についてどのような悩みが多いのかを見てみましょう。

Q.現在の住まいの収納スペースは足りていますか?

  • もう少しスペースが欲しい:48%
  • 足りない:20%
  • 全然足りない:19%
  • 足りている:8%
  • 充分足りている:5%

不足に感じる程度の違いはありますが、不足していると感じているのは実に9割近くにのぼります。収納が足りないという悩みは決して珍しいことではありません。また新築時は足りていても年数が経つにつれて収納量不足を感じるようになったというケースも少なくないでしょう。

Q.(室内)どんな収納スペースが足りないですか?

  • 衣類:49%
  • 子どものおもちゃ:15%
  • 食器・調理器具:13%
  • 玄関まわり:13%
  • 足りている:10%

Q.(室外)どんな収納スペースが足りないですか?

  • 自転車:30%
  • 外で遊ぶ子どものおもちゃ:20%
  • ガーデニング用品:20%
  • ペットのもの:2%
  • その他:28%

室内だと衣類や子どものおもちゃ、室外だと外で遊ぶ子どものおもちゃやガーデニング用品を収納しきれていないと感じているようです。外まわりに自転車置き場をつくっていなければ、自転車をどうにかしたいというケースも多いようですね。

収納できていない物がいろいろあるけれど、室内に収納スペースを増やすことは難しい…というのが現実ではないでしょうか。かといって、リフォームで間取りを変えるという方法は、資金や時間がかかりますから少し迷ってしまいますね。

こういう場合の解決方法のひとつとしておすすめしたいのが、物置を設置するという方法です。

物置って便利なの?

収納が足りないなと思った時、室内にある収納スペースに収納グッズを入れたり、不要な物を捨てたりして有効にスペースを活用しようとするパターンを、まず思い付いて実行することが多いでしょう。

しかしどんなに上手に工夫しても、物理的なスペース不足はこの方法では解消できません。子どもが大きくなって学用品が増えたり、趣味のスポーツグッズを買ったり、家族が増えて所有物の量そのものが増えたりすると、いわゆる断捨離では対応できないこともあります。
そういう場合は物理的な収納スペースを追加するのが早くて確実な方法です。

物置を設置すると、まずこの物理的に収納スペース足りないという悩みが解消できるメリットがあります。
現在玄関や勝手口まわりにスポーツ用品やアウトドア用品、外で遊ぶ子どものおもちゃ、灯油のポリタンクといった室外に持って出る回数が多いアイテムを置いているなら、物置に収納することでこの場所がすっきりします。

また、いざ使おうという時、庭に出したり車に積み込む作業も楽になります。物置に収納するとなれば、室内に収納するのとは違って軽く汚れをとるだけで収納できますから、手間がかからないのもいいですよね。

そして、物置に移動したことで空いた室内の収納スペースは、室内で日常的に使う物を収納するために使うことができます。

つまり、そのアイテムを使いたい場所に近い位置に収納することで、より効率的に、そして有効に収納スペースが使えるようになるのです。さらに運ぶ手間が短縮されるメリットもありますね。
このように、物置を設置し活用するメリットはとても大きいと言えます。

物置を設置する時に注意することは?

設置するといろんなメリットがある物置ですが、設置する時にはいくつか注意しておきたいことがあります。

まず、物置を設置してもさらに物があふれてしまうのでは設置する意味がありません。収納したい量がカバーできるサイズがあるかをあらかじめチェックしておきましょう。

次に、設置したい物置のサイズと設置しようと思っているスペースとが合っているかを確認します。
収納量が欲しいからと大きな物置を設置するつもりでいても、それだけのスペースが取れないと設置できません。また物置本体に加えて取り出す際の動作スペースや収納した物を運ぶ通路スペースも必要です。これらが確保できるかを事前にチェックしましょう。

もし設置スペースが広くなくても収納量をより多く確保したいなら、庭にメインの物置を、バルコニーに補助のボックス型物置を置くといった工夫が必要です。

そして物置本体のデザインが好みとかけ離れていないかも検討しましょう。
物置を設置する位置が前面道路から見える場合、住宅の外観や外構の雰囲気とテイストが違うととても浮いて見えてしまいますし、全体のバランスもよくありません。

最近はデザインにすぐれた物置も出てきていますから、形や色についてもしっかりチェックしましょう。

使い方次第で収納量がぐんとアップする物置。
買い替える頻度が少ないだけに、設置する際には住まいに合わせてしっかりと検討してみることをおすすめします。

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