折りたたみワークテーブルの作り方

折りたたみワークテーブルの作り方

パソコン作業や書き物などの在宅ワークや裁縫やアイロン掛けなどの家事のために、ちょっとしたスペースが欲しい・・・。そうしたニーズに応えるのが、リビングやダイニングのあいたスペースに、一時的に作業スペースを作ることができる折りたたみタイプのワークテーブル。折りたたみ時はとてもスリムになるので、使わないときに家具の後ろなどにすっきり収納して置けるのも魅力。

材料には、大判サイズでも比較的手頃な価格で入手でき、反りや狂いが生じにくいなど、テーブル製作に適したパイン集成材を使用した。作例のように、天板には側面が丸く加工されたタイプを選ぶこともできる。脚に使える各種サイズもそろっているので、ホームセンターのカットサービスを利用して用意すれば、DIYの初心者でも製作は簡単だ。

[用意するもの]
<材料>
・天板:パイン集成材R加工(18×450×900mm) 1枚
・脚:パイン集成材(45×45×700mm) 6本
・つなぎ材(A):パイン集成材(18×90×270mm) 4枚
・つなぎ材(B):パイン集成材(18×90×650mm) 2枚
・補助板:パイン集成材(18×90×900mm) 1枚
・その他:木ネジ(55mm)、厚口丁番(76mm)×1組、厚口丁番(51mm)×2組、丸棒(10mm)、ワトコオイル(ナチュラル)
<道具>
・ドリルドライバー
・サンダー
・金づち
・ノコギリ
・ノミ
・ダボ切りノコギリ
・丁番下穴キリ
・ダボキリ(10mm)
・クランプ
・ハケ
・木工用接着剤

[材料を準備する]
使用する寸法に切り出した材料は、組み立て前にサンディングして、切断面にできたバリや荒れを落としておく。このとき一緒に、角を落とす面取りをしておこう。

[脚を組み立てる]
1.ネジ穴をあける
脚の外側の面につなぎ材を当てて寸法を写し、2カ所にネジを打つための印をつける。上部は脚とつなぎ材をそろえ、下部はつなぎ材を100mm上げた位置にする。

印をつけたところに、太さ10mmのドリルで深さ20mmの穴をあける。深さがわかるように、マスキングテープを巻いてドリルに印をつけておこう。
※ネジ穴は仕上げの際に丸棒で埋める。

1本の脚に4カ所ずつネジ穴をあけたところ。脚は2本1組で使うので、つなぎ材の取り付け位置をそろえておく。

2.材料を組み立てる
接合強度を高めるため、接する面には木工用接着剤を塗っておく。後側の脚にはつなぎ材(B)、左右の足にはつなぎ材(A)を使用。

平らな作業台の上に脚とつなぎ材を面をそろえて置き、ネジ穴から55mmの木ネジを打って固定する。

脚とつなぎ材は、一面がフラットになるようにつないでおく。

後側の脚が組み上がったところ。

同じように左右の足を組み立てよう。

[脚をつなぐ]
3.丁番の下穴をあける
76mmの厚口丁番を使って、後側の脚と左右の足をつなぐ。

丁番の取り付けは、ネジの位置が少しずれただけで斜めになってしまうシビアな作業。ネジ穴のまん中に下穴をあけられる、丁番下穴キリはおすすめのアイテム。丁番下穴キリの先端をネジ穴に当てて押すとまん中からドリルが飛び出して、正確に下穴をあけられる。丁番は重ねた脚の合わせ目に軸を合わせ、マスキングテープで仮どめしておく。

4.丁番を固定して脚をつなぐ
付属のネジを打って脚の上下に丁番を固定する。左右の足の取り付けが完了。

[天板を取り付ける]
5.補助板を固定する
最初に天板を取り付けるための補助板に、10mmのダボキリを使って3カ所にダボを埋める穴をあける。穴の位置は写真の通りに。

補助板は脚の後面にそろえ、左右が80mmずつはみ出す位置に調整して、25mmの木ネジで固定する。

6.天板を取り付ける
脚をひっくり返して置き、天板と補助板の位置を合わせた状態で、51mmの厚口丁番でつなぐ。

7.丁番の逃げを加工する
脚をたたむときに丁番と干渉する箇所に印をつけ、ノコギリで細かく切り込みを入れる。

切り込みを入れたところをノミでかき取る。
逃げを設けたことで丁番と干渉しないようになった。

[開き止めをつける]
8.天板に丸棒を打ち込む
天板の下面に開き止めつける。天板の前から150mm、横から30mmの位置に、10mmのダボキリで深さ10mmの穴をあけ、太さ10mmの丸棒を打ち込む。

丸棒を20mmの長さにカットする。折りたたんだテーブルを展開したときに、この丸棒が脚をちょうど90度の位置で止めてくれる。

[仕上げる]
9.ネジ穴を丸棒で埋める
脚や天板のネジ穴と補助板のダボ穴を、10mmの丸棒で埋める。丸棒は先端に木工用接着剤を塗って打ち込み、ダボ切りノコギリでカット。表面をサンディングして平らにならしておく。

10.塗装して仕上げる
最後に、パイン材の色味を生かせるワトコオイルのナチュラルで塗装して仕上げる。少し多めにオイルを塗り、15分程度浸透させてから、表面に残ったものをウエスで拭き取って乾燥させる。