座談会
~米国研修メンバー~

座談会 Vol.02
座談会 Vol.02

米国研修で得たものを
仕事にどう活かすか。
経験だけで終わらせてはならない。

    米国研修は次世代の経営者を育成する
    プロジェクトの一環。

    稲岡 三人とも昨年の11月末に米国での研修に参加したわけですが、私自身いまだにその余韻が残っています。髙橋さん、與市前さんはどうですか。
    髙橋 滞在期間はそれほど長くはなかったのですがインパクトは本当に大きかったです。ロサンゼルスの抜けるような青い空とシアトルの曇り空が好対照でした。
    與市前 エキサイティングな研修でした。米国のホームセンターのスケールの大きさに度肝を抜かれました。ホームセンターのことを英語ではHome Improvement Warehouseと言いますが、住まいを良くする倉庫なのですね。
    稲岡 今回の米国研修はロイヤルホームセンターの「次世代リーダー」を育成するプロジェクトの一環として実施されたもので、狙いはあくまで将来の経営者を育むことにあります。研修前には国内の同業競合店だけでなくロイヤルホームセンターの他店も訪問して調査しました。
    髙橋 このプロジェクトはPDCAサイクル、つまり仮説を立て(Plan)、実行し(Do)、その結果を検証し(Check)、そして改善する(Act)といったサイクルの実践を踏まえたものと理解しています。
    與市前 日本と米国のホームセンターの違いについて仮説を立てながら研究・調査し、検討を深めていく。そして、実際に現地に足を運んで仮説を検証するという試みですね。
    稲岡 先ほど與市前さんがスケールの大きさに驚いたと言っていましたが、私も同じです。店舗の大きさだけでなく駐車場の広いことといったら、本当に中途半端な広さじゃなかった。
    髙橋 しかも日本のように立体駐車場ではなく全部平面ですから、余計にその広さが印象に残っていますよね。
    與市前 さすがホームセンターの本場だと思ったのは日本にはない先進のシステムを採りいれていることです。店員さんがスマートフォンに似たタブレット型端末で商品検索していて作業効率の良さに感心しましたね。もっとも、規模が大きいのでそうせざるを得ないという事情があると思いますが。
    髙橋 印象的だったのは店員さんがとってもフレンドリーでお客様に接していることでした。私にも気軽に「ハァーイ!何をお探しですか?」と声を掛けてくれました。日本では「いらっしゃいませ」と挨拶しますが、それ以上の会話はほとんどありません。
    與市前 西宮中央店のワークウェアショップでは積極的にお客様に声を掛けていますが、従来のホームセンターではあまり見かけないスタイルで、それもとても新鮮に感じましたね。

    米国研修が私たち三人に与えたインパクトは
    想像以上に大きかった。

    稲岡 米国研修を自分たちの仕事にどう活かすかという点についてはどう考えていますか。
    與市前 PDCAを実際の業務にどう落とし込むかが大きな課題です。売場づくりに応用して成果を得るまでにはまだ時間がかかりそうです。ルーティン化できればと思っているところです。
    髙橋 私の場合は「リアル店舗の購入動機」が研修のテーマです。シアトルといえば通販の巨大企業の本拠地。そのシアトルでホームセンターがどう通販と拮抗しているのか興味津々でした。驚いたのは返品制度です。10年前に購入した商品でも問題が生じれば返品が可能ですし、食品でも美味しくなかったら返品できるんです。リアル店舗で目と手で確かめ納得して購入しても、いざとなればルールに則って返品できるのは消費者にとって大きなメリットだと思います。
    稲岡 買い物を体感・体験できるリアル店舗のよさや楽しさをアピールできる売場づくりが大切になりますね。
    與市前 稲岡さんは米国研修のあと何か考え方や行動の仕方に変化がありましたか。
    稲岡 時間の捉え方が変わりました。以前なら「この仕事はその日中に済ませればいいか」と考えていたのが、「午前中に何とか終わらせてしまおう」と思うようになりました。時間だけではなく自分にも厳しくなりました。
    與市前 今回の米国研修は僕たち若手を優先的に選抜されましたが、まさか自分がその一人に選ばれるとは夢にも思いませんでした。
    髙橋 私も同じです。自分でいいのかなと思ったこともありました。でも米国研修に行くことに両親は喜んでくれました。加えて本社・本部のスタッフの方とご一緒できたのは新鮮でしたし刺激も受けました。
    與市前 米国研修は稀な経験だけに自分の糧になっています。
    稲岡 それは三人に共通していますね。
    髙橋 頑張ってレポートを書き上げたかいがありました。でも研修はまだ続行中です。気が抜けません。

    「バイヤーを目指したい」「部門長に昇格する」
    「憧れられる店長になりたい」

    稲岡 私は入社して6年目で與市前さんと髙橋さんは確か3年目になりますね。いい機会なので各々の今後の目標について語り合いませんか。
    與市前 今はワークウェアショップでの経験を深めて専門知識を吸収することに集中するつもりです。将来的にはバイヤーになって活躍できたらと思っています。もちろんバイヤーだけにこだわってはいません。店舗や本部の様々な仕事に挑戦したいですね。
    髙橋 直近の目標としては販売士2級の資格を取って部門長に昇格することです。現状でいえば園芸部門のリーダーとして周囲のスタッフから信頼されるようになりたいです。
    稲岡 私はズバリ、店長を目指しています。それも周囲から憧れられ、しかも数字に明るく分析能力に優れた店長になることが目標です。
    與市前 最後に今、就職活動中の学生のみなさんにメッセージを送って締めくくりましょう。
    稲岡 将来の自分のイメージをしっかりと描いてから就活に臨むようにしてほしいですね。
    髙橋 米国帰りなのでここは英語で(笑)。To be positive. とNever give up.この二つです。
    與市前 情報収集はしっかりして自分に合う会社を慎重に選択してください。それとぜひ、ロイヤルホームセンターも選択肢に入れてくださいね(笑)。

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